猫がすきだけど

アイコンを猫にしていますが、茶猫より黒猫が好きです。

最初の出会いは、中学時代。

妹が、通学路の途中で拾って帰ってきた黒猫を、近所に放したのがきっかけです。
以来、黒猫が好きなのですが、「妹が近所に放した」と書かれるように、私は猫アレルギーで一緒に住むことはできません。

おそらく、妹もアレルギー何じゃないかと思うのですが…その後彼女は飼い猫生活を送ったので、違うのかな。

何うにせよ、中学時代から実家の近所には黒い野良が、住むようになりました。
飼うことはなかったけど、なんとなく、その猫は我が家に寄り添うように、近所にずっといてくれ、我が家の庭を縄張りに入れ、活動していたようです。

前述のように、私はアレルギー持ちだったので、たまに、季節の変わり目に喘息発作を起こすことがありましたが、発作で眠れない夜、深夜に庭に出てみると、縄張りを巡回している黒猫が現れ、眠れない私に少し寄り添い、そしてまた見回りに戻っていく、ということがありました。

視点を変えれば、妹に生家(?)から引き離され、勝手に連れてこられた新天地で生き抜いた黒猫ですが、新たな生活を受け入れ、隣人に優しくしてくれたと思うのです。
飼い猫ではなかったけれど、優しくしてくれた黒猫を思い出すので、それ以来私は黒猫が好きです。

現実を受け入れ、甘えたくても近づけない私を、そっと見守っていてくれたような気がしています